HOLGAの疑問はこれで解決!
- ブローニーフィルム120の価格、現像代、プリント代等を教えてください。
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一例ですが、ブローニーフィルム120(5本入り)は1,500円前後(Kodak PORTRA 400はAmazonで13,780円)、現像代は1,370円、プリント代は6×6フォーマットの場合、BL版(35mmのL版相当)で95円/1枚、さらにCDへのデジタルデータ化は600万画素で2,200円(基本料550円/CD1枚+1シート全体デジタル化1,650円)程度となっています。
1枚のCDに複数のシートを入れることも可能で、その方が基本料金が550円×1枚なのでお得です。なお当然カメラ専門ショップ、大手ショッピングモールにより価格に差が生じます。またフィルは昔のように1本ずつの販売はなく、全て5本パックとなっています。
僕の場合は近くのカメラショップに依頼しましたが、現像、プリント、デジタル化は全て外注(Kodak)でした。出来上がりに要する期間は、現像1週間、プリント1週間、デジタル化1週間でした。
- ブローニーフィルム120にはどんな種類があって、どれがお薦めですか?
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大きく分けますと、カラーネガティブフィルム、リバーサルフィルム、モノクロフィルムがあります。モノクロ写真は被写体によっては味のある雰囲気を醸し出します。カラー写真では一般的にはネガフィルムですが、現像したフィルムがそのまま実際の色を示すポジ(リーバーサル)フィルムがあります。ネガフィルムの方が現像後のプリントで露出の調整が可能ですが、ポジフィルムはそれが効かないため、撮影はそれだけ難しく一発勝負になります。
またプリント自体も光沢紙もあれば艶消し紙もあり、さらには縁なし縁ありの選択肢もあります。どれがお薦めとは一概には言えませんが、一度ご自身で試されて一番いいと感じるものを選ばれるのが良いと思います。
- HOLGAでは撮影時の手ブレが多いと聞きますが、それは何故ですか?また手ブレをなるべく起こさないようにする方法はありますか?
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HOLGAはプラスチックのボディーのため、重量が一般的なカメラと比較して軽いです。その分構えが不安定になり手ブレを起こすことがあります。またシャッターレバーが特殊な仕組み、かつその位置もレンズ右横についていて押し下げてシャッターを切るという感じで、さらに使用が続くと動きもスムースでなくなる可能性もあります。
手ブレ防止策としては構えた時に腕をしっかり脇に付ける、三脚等を使用する、シャッター部分を分解し微量のオイルをレンズにつかないように注意して塗布するなどが上げられます。
- 本体にセットしてあるフォーマットマスクのサイズを忘れてた場合、どうしたらよいですか?
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フィルムカウンターレバーを12に合わせて撮影してください。6×6マスクの場合は本来と同じように普通に12枚撮影できます。6×4.5マスクであった場合、本来は16枚撮影できますが、画像と画像の間がそれなりに空いている12枚の撮影が可能です。裏蓋を開けて確認するとなるとフィルムが1本無駄になります。(参考 : 気まぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA)
- HOLGA全般が把握できる教科書みたいな本はありますか?
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お薦めがあります。「きまぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA」池田書店です。2008年発行で定価は(本体1,300円+税)ですが、大手ショッピングモール等で、安ければ300円程度の中古品が手に入ります。
また上級編としてさらに同価格で「きまぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA Plus +」もあります。こちらも参考にしてください。
いずれもトップページの一番最後で紹介しています。
- HOLGAではカラー写真とモノクロ写真のどちらがお薦めですか?
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結論から申しあげますと、「被写体」と「感性」の問題だと思います。同じ写真を見ても人によって感じ方が違ってくるからです。ただし、光の明暗のはっきりとした被写体を撮影した場合、モノクロの方が味のある写真が撮れることがあります。通常はカラー用、モノクロ用と別々のフィルムを使うので、6×6フォーマットの場合、12枚続けてカラー、あるいはモノクロで撮影する必要があります。
因みにHOLGA デジタルですとカメラ本体にカラー・モノクロ切換えレバーがあるので、被写体ごとに自由に選択できることはメリットです。
- ファインダーで覗いた被写体と、実際にプリントされた写真の被写体の位置がずれるのですが。
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HOLGAは一眼レフではないので、当然の結果なのです。被写体までの距離が無限大に近いとほぼ問題なくファインダー内の像と出来上がりの写真の像は一致します。被写体の距離が近いほど両者の位置に差が生じます(パララックス現象)。具体的にはファインダー内で中心に位置してた被写体は、プリント後の写真では左斜め上に位置します。写真で中央に来るようにするには、ファインダー内で右斜め下になるように撮影しましょう。
どのくらい近い時にはどのくらい位置を調整するかは実際に試して習得するとよいでしょう。また写る範囲ですが、近距離の被写体をファインダーで覗いてギリギリ納まように撮ると、プリントにした際には周囲に結構余裕をもって描写されます。
- 撮影後、現像前のフィルムを水に落として濡らしてしまったのですが、どうしたらよいですか?
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乾燥しないように、厚手のビニールパックなどに入れて、そのまま現像に出します。慌ててフィルムを広げて、あるいはそのまま無理乾かそうとしないでください。復旧の可能性が少なくなります。カメラショップなどの現像先には念のため水に濡れてしまった旨を伝えましょう。(参考 : 気まぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA)