HOLGAデジタルで撮る!トイカメラ写真の魅力
9月5日の作例
9月5日の投稿でトンネル効果のための改造の試作(レンズ本体に段ボールの円の外側をセロテープで止め、さらにレンズアダプターで固定)を下の写真のように作製したが、穴のいびつ感はどうしてもあり、また段ボールとテープのため見栄えも悪く頑丈さにも欠ける。
市販のゴムワッシャーを利用したトンネル効果ユニット
さらに仮止めではなく一旦レンズ本体に正式に取り付けてしまうと取れなくなり、仮に取れたとしても再使用は難しくなる。なんとかアダプター側に付けたい。これらを払拭するために、穴の空いた市販のゴムワッシャーが使えないか検討した。下の写真のようにホームセンターで穴径12mmのゴムワッシャーを買ってきて段ボールに木工用ボンドで貼り付けた。段ボールの外径は丁度アダプターに収まる大きさにした(トンネル効果ユニット)。
アダプター外側にユニットを装着
その後、下の写真のように先ずアダプターの外側(レンズと反対側)にトンネル効果ユニットを取り付け、レンズ本体に装着して撮影した。被写体周囲の黒い領域が多すぎてしまった。しかしきれいな正円状に映し出されたことはプラス材料になった。
レンズ本体に直接ゴムワッシャーを仮固定
次に、もっとワッシャーをレンズ側に近づけるために、下の写真のように見栄えは悪いが試しにゴムワッシャーを直接レンズ本体にセロテープで仮固定して撮影してみた。黒い領域は減り、9月5日の結果と比較するとやややや黒い領域が増え、割合としては理想的となった。あとは見栄えを良くする必要がある。
アダプター内側にユニットを装着
再度トンネル効果ユニットを生かそうと、今度はアダプターの内側(レンズ側)になるように取り付けて撮影した。下の写真では最初とは逆向きになるため段ボールに隠れて見えないが、レンズ側にゴムワッシャーがある。先ほどより若干黒い領域が少ないが許容範囲である。ただしもう少し境界が不明瞭になると良い。今のところユニットの安定性とトンネル効果の程よい加減を最も兼ね備えている設置方法と言える。
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