「夏至、冬至、立春、立秋(二至二分)」

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夏至の日は、日の出が1年で一番早く、日の入りが1年で一番遅い日ではない。

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二十四節気と夏至、冬至、立春、立秋(二至二分)

 1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けたものを二十四節気という。節(節気)と中(中気)が交互にある。二十四節気はその年によって1日程度前後することがある。夏至、冬至、春分、秋分を合わせて二至二分という。春分・秋分は昼と夜の長さが殆ど等しくなる日である。夏至・冬至については、夏至は昼の長さが、冬至は夜の長さがそれぞれ一年で一番長くなる。また夏至は1年で正午の太陽の位置が一番高くなる日、冬至は1年で正午の太陽の位置が一番低くなる日。

夏至と冬至のズレ

 夏至の日は、昼の長さが最も長くなるが、日の出が1年で一番早く、日の入りが1年で一番遅い日ではない。日の出が一番早いのは「夏至の日」の1週間くらい前、日の入りが1年で一番遅いのは「夏至の日」から1週間くらい後である。

 同様に、冬至の日は、昼の長さが最も短くなるが、日の出が1年で一番遅く、日の入りが1年で一番早い日ではない。日の出が一番遅いのは「冬至の日」の1週間くらい前、日の入りが1年で一番早いのは「冬至の日」から1週間くらい後である。

 これらの現象は、地球が太陽の周りを回る面(公転面)に対して自転の軸が23.4度傾いていることや、太陽の周りを回る軌道(公転軌道)が真円形でないことなどが理由である。

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季 節二 十 四 節 気新 暦 の 日 付




立春1月節2月4日頃
雨水1月中2月19日頃
啓蟄2月節3月5日頃
春分2月中3月21日頃
清明3月節4月5日頃
穀雨3月中4月20日頃




立夏4月節5月5日頃
小満4月中5月21日頃
芒種5月節6月6日頃
夏至5月中6月21日頃
小暑6月節7月7日頃
耐暑6月中7月23日頃




立秋7月節8月8日頃
処暑7月中8月23日頃
白露8月節9月8日頃
秋分8月中9月23日頃
寒露9月節10月8日頃
霜降9月中10月24日頃




立冬10月節11月7日頃
小雪10月中11月22日頃
大雪11月節12月7日頃
冬至11月中12月21日頃
小寒12月節1月5日頃
大寒12月中1月21日頃
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